基本情報

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【麒麟の由来】
弊社は1880年、雪深い山紫水明の地、新潟県東蒲原郡阿賀町津川（当時、福島県東蒲原郡津川町）で、
創業。鎌倉時代に当地に築かれた山城「麒麟城」より、吉祥時に出現すると言われる目出度い中国の空想上の動物「麒麟」に因り、弊社の酒が人生の晴れの席で飲まれる「吉」を呼ぶ酒でありたいと、銘柄を『麒麟』と命名。

【受け継がれる今】
戦時中の中断を経て、故社長（4代目）、現社長（5代目）親子2代が国の酒類鑑定官を務めた経験と越後杜氏の技能で、妥協することなく、品質本位の酒造りに邁進しています。

【淡麗辛口】
目的とする味の基調は越後流「淡麗辛口」で、単なる成分上の淡麗辛口ではなく、味がきれいできめ細かく、香味の調和が整い、旨味があるも後味がすっきりして飲み飽きしない酒です。その為、良い原料とそれを活かす確かな技術、微生物の活動を支える清潔な環境、旨酒を絞りあげる蔵人の努力と喜びを大切にしています。

【挑戦】
日本吟醸酒協会、長期熟成酒研究会、新潟清酒産地呼称協会等にも参加し、温故知新の気持ちでいろいろな酒造りの技術に挑戦しておりますし、さらに1997年には「日本酒輸出協会」に参加し、以来海外への日本酒と日本文化の伝播活動を行っております。

特長

弊社には大きく3つのブランドがあります。
（１）麒麟（キリン）
創業時からの銘柄で、最高級酒（プレミアム純米大吟醸）からユニークな「コシヒカリ」100％の純米大吟醸、こだわりの熟成酒（秘蔵酒、時醸酒シリーズ、濃熟オールド）、濁り酒とバラエティー豊かなシリーズですが、味の基本は「淡麗辛口」です。
（２）ほまれ麒麟
『麒麟』よりラベルを統一し、純米大吟醸より辛口レギュラー酒までコストパフォーマンスが高い「淡麗辛口」酒シリーズ。レギュラー酒以外は酒米100％使用です。
（３）蒲原（カンバラ）
一口目から美味しい蒲原。引き込みのインパクト、優雅な香味の調和、満足できる後味を求め、辛口ながら甘みも感じられる旨口酒。冷ではワイングラスで美味しさが一層引き立ちます。
また、3種のそれぞれの原料米（山田錦、高ね錦、五百万石）の違いによる味わいの違いも楽しめます。

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